どんな環境でも聞き逃さないために
「聞く」という行動は、時に難しいもの。多くの人が同時に話す場面、声が小さい人、周囲のノイズが大きすぎる時…。こんな時は、様々な音が混ざり合って、本当に聞きたいことに集中できなくなることがあります。
「聞く」という行動は、時に難しいもの。多くの人が同時に話す場面、声が小さい人、周囲のノイズが大きすぎる時…。こんな時は、様々な音が混ざり合って、本当に聞きたいことに集中できなくなることがあります。
従来、補聴器は1つのプロセッサーですべての音を処理していました。そのため、どちらかを優先すると、別の音が犠牲になることがあります。
Signia AXに搭載されている2つのプロセッサーは、それぞれ独立しているため、会話と環境音、どちらも損なうことなく最適化することができます。
会話相手の言葉などの重要な情報は、明瞭さと細部に重点を置いて処理されます。
これら情報はリニアに、圧縮をかけない方法で処理されるので、クリアに聞こえます。また、より近い位置から聞こえるように感じます。
言葉などメインの情報以外の環境音は、周囲の環境を正しく伝達するためにも重要な要素です。例えばカフェでは、ピアノの演奏や周囲の笑い声なども、その場の雰囲気を楽しむのに大切なものです。
この重要な情報はただ減衰させるのではなく、圧縮と減衰をバランスよくかけて、すっきりと聞こえるようにします。メインの情報である会話からは少し距離があるように配置されます。
また、突発音もこれまで以上に迅速に対処します。
2つのプロセッサーで別々に処理された会話と環境音。これを再結合する際にも細かな調整を行っています。会話と環境音の距離感を調整し、より会話に集中できるようにしています。
2022年5月、Signia AXに新しい機能を追加。
シグニアの様々な革新的な技術がさらに進化して搭載され、これまでにない聴覚体験を提供。
ダブルプロセッサーで自分の声を識別し、より優れた方法で処理するから、自声のこもり感をさらに軽減します。
補聴器内臓のマイクが自分の声を集音し、相手の声は補聴器から直接聞こえるので、iPhoneを持たずに通話ができます。
さらにCallControl機能が追加され、補聴器本体をダブルタップしたりボタンを押したりすることで、電話に出る・通話を終了することもできるようになりました。
Signia AXは、ASHA機能対応のAndroidスマートフォンとiOSの両方にBluetooth接続することが可能です。(一部機種非対応)
e2e(ear to ear)は両方の耳に装用した補聴器同士が常に通信しあい聞きやすくする技術です。Signia AXに搭載されているe2eワイヤレス4.0は、今までの倍速で高速通信することにより、音声データをより適切に処理することができるようになりました。